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地下水データ収集調査報告書(昭和55年度)

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石井 政次*; 大村 一夫*; 桜本 勇治*; 佐藤 宏*

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本調査は,地下深部に人工的に作られた空洞の地下水の挙動を把握する目的で,南大夕張炭鉱・高島炭鉱および東谷鉱山において実施したものである。調査結果を要約すれば,以下のようになる。(1) 南大夕張炭鉱 (I) 本炭鉱は,古第三系の幌加別・夕張・若鍋および幌内の各層から構成されている。いずれも堅硬緻密であり,不透水性と考えられる。 (II) 本炭鉱の湧水は,湧出母岩が堅硬緻密なため,裂か水と考えられる。その湧出量は全体で9$$sim$$12(l分)と比較的少ない。 (III) 本炭鉱の地下増温率は1.9($$^{circ}C$$/100m)で,日本平均地下増温率(3$$^{circ}C$$/100m)に比べて低い。 (IV) 湧水の起源は油田塩水が続成作用の過程で変化したもので,水文循環から全く孤立しているものと考えられる。(2)高島炭鉱 (I) 本炭鉱は ,古第三系の二子島・端島・沖ノ島および伊王島の各層から構成されている。 (II) 本炭鉱の地下増温率は3.9($$^{circ}C$$/100m)で,日本平均地下増温率(3$$^{circ}C$$/100m)に比べて高い。 (III) 本炭鉱の湧水は,形態からみて二つに分類できる。すなわち,断層からの湧水と地層か

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