検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

地層処分における緩衝材に関する研究(III)(2) 成果報告書

None

not registered

not registered

緩衝材候補材料の透水性、イオン及び核種収着性、熱変成、加工法についての試験、調査及び今後の研究開発計画の立案を行い、次の結果を得た。1.埋設後、精々数10年キャニスターは地下水と接触すると考えられる。キャニスターの防食の観点から今後化学緩衝性を検討することが必要である。2.Sr/SUP2+の収着にはCa型ゼオライトが有効である。モンモリロナイト中でTeO/SUB4/SUP-、Cl/SUP-の拡散は10/SUP-2程度の遅延を受ける。高濃度のCe/SUP3+もこれらと同程度の遅延を受ける。Am/SUP3+、Eu/SUP3+については試験方法の再検討が必要である。3.緩衝材が100度C以上の高温に被される期間は、キャニスターまで地下水が到達するまでの時間と同程度であり、種々の条件下で見積りの行われている熱変成の活性化エネルギーの値から判断して、モンモリロナイトの緩衝材としての使用は充分可能と考えられる。今後は地下環境に近い条件での変成速度の見積りが必要である。4.混合系緩衝材の加工は、現状技術の適用によりほぼ実施可能と考えられる。混合方式の選定、造粒条件、成形技術について今後実験的なデータを蓄積することが必要である。5.緩衝材の開発は、物理的-機械的特性については大規模試験を行う段階にあり、化学的特性については実験室で行うべきことがまだ多く残されている。大規模試験にそなえ計装関係の技術開発も必要である。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.