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JUPITERフェイズII実験解析(II-C)

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佐々木 誠*; 池田 一三*

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本報告書では,大型径方向非均質炉心に関する日米共同モックアップ実験であるJUPITERフェイズ2実験の解析について,昨年度に引続き実施した結果を報告する。本年度は,各社と共同作業であるJUPITERワーキング,グループ(W/G)作業としてのZPPR-13A,13B炉心基準解析と,弊社担当のトピックス研究である板状燃料臨界集合体のセル計算法(中性子バランスの取扱い法と一次元セルモデル化の検討)について研究を実施した。以下に,得られた主要な結果を示す。1)W/G基準解析の制御棒価値解析結果は,炉中心位置でC/Eが約0.9,最外層制御棒位置でC/E約1.0と成った。JUPITERフェイズ1解析と同程度のC/E値径方向依存性が見られた。2)セル計算における中性子バランス取扱い法は,W/Gが採用しているゼロ・バックリング法に比較し,炉心体系の中性子漏洩量を擬似吸収項として取扱う方が,炉内反応率分布解析値を改善し,米国ANLの解析結果とも一致する。今後,ZPPR-13B/4の詳細反応率分布解析を実施し,更に検討・評価することが望まれる。3)一次元セルモデルと三次元セルモデルで作成したセル平均断面積の比較した結果,セル平均断面積にモデル間の差が無かった。今回の検討範囲(中性子束微細構造の観点から),JUPITERW/Gを用いている一次元セルモデルの妥当性が確認された。

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