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SUS304板材およびインコネル718板材の高温強度試験

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仲西 恒雄*; 山下 満男*; 北見 彰*

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本研究の目的は,高速原型炉「もんじゅ」の主要構造材料であるSUS304鋼のリラクセーションデータの拡充,および低サイクル疲労強度に及ぼすひずみ波形効果について調べること,およびインコネル718材の低サイクル疲労強度を明らかにすることである。 供試材は,SUS304鋼は板厚40mmの熱間圧延鋼板,インコネル718材は板厚20mmの熱間圧延材である。 SUS304鋼板材の600$$^{circ}C$$におけるリラクセーション特性は,従来500$$^{circ}C$$,550$$^{circ}C$$で見られたような著しい初期応力緩和およびその後一時的に緩和速度が0となるような現象は生ぜず,初期応力緩和は比較的緩やかであり,かつ安定することなく残留応力は低下し続ける。また,短時間側ではクリープひずみ式による記述は難しいが,長時間側では時間係数$$alpha$$R=1の計算結果とほぼ一致する。SUS304鋼の550$$^{circ}C$$における対称三角波(ひずみ速度0.01%/s)及び鋸歯状波(引張方向ひずみ速度0.005%/s,圧縮方向ひずみ速度1%/s)の疲労寿命を比較すると,鋸歯状波の疲労寿命は三角波より30%程短くなった。 インコネル718板材の500$$^{circ}C$$,550$$^{circ}C$$における低サイクル疲労強度は,500$$^{circ}C$$では全ひずみ範囲$$Delta$$$$epsilon$$t=0.9%で,550$$^{circ}C$$では$$Delta$$$$epsilon$$t=0.8%でそれぞれほぼ疲労限となった。

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