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光核反応による消滅処理の基礎過程の研究I

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郷農 靖之*; 旭 耕一郎*; 石原 正泰*

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光核反応を用いた核変換が、長寿命放射性廃棄物の消滅処理方法として成立するかどうかを、エネルギーバランスに重点をおいて検討した。例として、100MeV電子の制動輻射でSUP137/Csを光核反応によって核変換する場合を考えると、SUP235/Uの核分裂でSUP137/Cs一原子生成したときに利用できる電力の少なくとも1.8倍の電力を必要とするので、同時に発生する低エネルギーの$$gamma$$線を有効に利用することが極めて重要であることが明らかになった。同時に、過去に検討された他の方法でのエネルギーバランスも評価し比較検討した。光核反応の競争過程として重要な電子対生成については、結晶のチャネリング現象の中に僅かな効果が見られるようではあるが、実際上有効なものは見い出せない。以上の、調査研究の結果として、我々は、新しい型の高速中性子発生装置を開発し、(n、2n)反応による核変換を使って核消滅を行う方法が最も良い方法であると考えるに到り、その案を検討したので、それも書き添える。

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