天然放射性核種を用いた環境中長寿命人工放射性核種の長期動態研究(2)

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核燃料サイクル施設から一般環境に漏洩する可能性のある長寿命人工放射性核種の長期動態を評価・予測するための基礎研究として、すでに環境中で定常状態となっていると考えられる天然放射性核種の海洋における挙動研究を実施する。このため海水中に存在するウラン、トリウム、ラジウムあるいはポロニウムを構成する諸核種について、海洋での存在状態、海洋生物への濃縮、海底堆積物への移行・蓄積などについて調査・検討を行う。この報告書には、東海近辺(日立市久慈浜を含む)および比較対象として大洗の沿岸で採取した海産生物について40K、U同位体、Th同位体、226Ra、210Pb、210Poおよび137Csの分析を実施した結果を記した。海産生物は、東海事業所安全管理部環境安全課(事業団)で定期的に採取して測定を行っているシラス、カレイ(ヒラメ)、平貝(コタマ貝)およびアラメ(ヒジキ、カジメ)を対象とした。今回すべての海産物試料において、上記の核種を測定することができ、これら核種の生物の濃縮程度および生物間の種差の違いによるレベル差などを考察した。

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使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	PNC TJ1621 93-001
ページ数	:	76 Pages
発行年月	:	1993/03
特許データ	:
PDF	:	PNC-TJ1621-93-001.pdf:1.99MB
論文URL	:
キーワード	:	ウラン; その他; トリウム; ポロニウム; ラジウム; 海底堆積物; 海洋生物; 海洋放射能; 核種; 核燃料サイクル; 核燃料サイクル施設; 環境放射性核種移動; 久慈浜; 原子力施設; 自然放射能; 人工放射性核種; 成分移行; 生物濃縮; 大洗沿岸; 長期動態; 長寿命核種; 長寿命人工放射性核種; 天然放射性核種; 同位体; 日立市久慈浜; 濃度レベル; 濃度測定; 放射線生態学; 放射能汚染; 放射能測定
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:	金沢大学
他機関報告書番号	:

Access	:	- Accesses
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登録番号 : GJ0119930262
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