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ニアフィールドの応力評価手法の開発(4)(報告書概要)

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本研究は、人工バリアシステムの仕様と性能評価のためのニアフィールド条件を明らかにする研究の一環として実施したものである。この中で、特に重要な課題であるニアフィールドの応力評価手法の開発を目的として、本年度は昨年度に引き続き、掘削初期の空洞変形挙動評価、人工バリア及び周辺岩盤の長期挙動評価研究を実施した。掘削初期の空洞変形挙動評価に関しては、平成3年度に実施した空洞安定解析の結果、深部地下空洞の設計手法の開発検討、および空洞変形挙動評価モデルの開発検討の2つが課題となった。深部地下空洞の設計手法の開発については、今年度は昨年度に引き続き、岩盤の物性値や計測データの得られている既存の空洞に対し、実測された先行変位を考慮した弾塑性モデルによる数値解析を行い、その適用性を評価した。また、空洞変形挙動評価モデルの開発検討については、昨年度実施した不連続体解析に関する文献、調査結果に基づき、釜石鉱山での不連続面のデータや室内試験結果から解析モデルを設定した。最後に、掘削初期の空洞変形挙動評価に関する今後の課題を抽出し、整理した。人工バリア及び周辺岩盤の長期挙動評価については、岩石の微視的構造を取り扱うための均質化理論を岩盤内の浸透問題に適用し、有限要素法により微視的特性を考慮した実流速を算定した。さらに、岩盤や岩石の超長期にあたる力学挙動を考慮する上での今後の課題をまとめた。

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