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新指針に基づく周辺環境被ばく評価

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竹内 純*; 林 克己*; 川上 貴*

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国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告取入れに伴う改訂指針類及び設置許可申請書に基づき周辺公衆の平常時及び事故時の線量評価を実施した。本件において、得られた主な成果は、以下の通りである。(1)平常時については、「発電用軽水型原子炉施設周辺の線量目標値に対する評価指針」の新指針に基づき放射性希ガスのガンマ線に起因する実効線量、液体廃棄物中に含まれる放射性物質に起因する実効線量、放射性よう素に起因する実効線量を評価した。また、気体廃棄物中のトリチウムに起因する実効線量は、ICRP Pub.72の実効線量係数を用いて評価した。その結果、実効線量は、線量目標値以下になることを確認した。原子炉建屋、タービン建屋等からの直接線及びスカイシャイン線量は、人の居住の可能性のある敷地境界外において十分小さい値になることを確認した。(2)事故時については、ICRPの1977年勧告で評価している定期安全レビュー(PSR)の評価値を、「発電用原子炉施設の安全評価に関する審査指針」の新指針に基づき評価した。その結果、事故(放射性気体廃棄物処理施設の破損、主蒸気管破断、燃料集合体の落下、原子炉冷却材喪失、重水漏えい)、重大及び仮想事故(原子炉冷却材喪失、主蒸気管破断)のいずれについても線量は、めやす線量以下となることを確認した。(3)事故時について、新指針による評価値の減申請書評価値からの補正係数を検討、設定した。

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