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高濃度不純物の吸着試験研究 -吸着によるウランと不純物との分離試験-

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江川 博明*

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昨年度の研究において、酸浸出液をホスホン酸基を有するMR型キレート樹脂RCSPを充填したカラムに通液することにより、ウランとモリブデンが選択的に吸着され、鉄、アルミニウムは若干吸着されるがヒ素とニッケルは全く吸着されないことが明らかになった。また、RCSPに吸着されたウランとモリブデンの溶離について検討したところ、0.25mol・dm-3炭酸ナトリウム水溶液によりウランおよびモリブデンがともに100%溶離されるが、これらを完全に分離することが困難であった。以上の成果を基礎に、本年度はウランとモリブデンの分離回収およびヒ素とニッケルの分離について詳細に検討した。まず、アミン-N-ポリ酢酸基を有するキレート樹脂が酸性溶液からモリブデンを選択的に吸着するという報告(日化、1983、pp.363-367)に着目し、ウランとモリブデンの分離を検討した。酸浸出液をH型のUnicellex UR-50(ユニチカ性、フェノール樹脂を基体とするアミン-N-ポリ酢酸型キレート樹脂)を充填したカラムに通液することにより、モリブデンと若干量の鉄が吸着されるが、他の金属は吸着されないことが明らかになった。

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