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ウラン鉱山開発環境対策手引書 Vol.1 同付属書 Vol.2

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近年、ウラン鉱山開発に際しては、鉱山操業により生じる放射性廃棄物の処理等の環境問題に関して、社会的な関心の高まりと共に法的な規制も世界的に激しくなってきている。そして、その鉱山がどこに立地されることになろうとも万全の環境対策が要求される傾向にある。わが国には稼働中のウラン鉱山が存在しないこともあり、現在はこれらの環境対策について特段のガイドラインが存在していない。そこで、昨年度動力炉・核燃料開発事業団中部事業所鉱床解析室が入手されたウラン鉱山開発先進国であるカナダの「マックリーンレイクプロジェクトの環境影響評価書(EIS)」「ウラン鉱山開発に対する環境影響評価書作成ガイドライン」等の環境技術に関する報告書を参考にして、ウラン鉱山開発に関する環境対策関係の手引書の第1次試案を作成した。本年度は「マックリーンレイクプロジェクトEISの添付資料」カナダ連邦-州合同パネルの報告書「サスカチワン州北部における鉱山開発について」、カナダオンタリオ州の「鉱山修復ガイドライン」、オーストラリア北部特別州鉱山エネルギー省の「R-um Jungle鉱山処理プロジェクトの最終報告書」等新たに入手した資料を参考に昨年度の手引書の改訂を行った。この際、本年より手引書VOL.1と付属資料VOL.2(別添)と分けて製本した。

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