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採鉱設計支援システムの開発(概念設計その3)

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川北 徹*

Kawakita, Toru*

本研究委員会は、『放射線防護採鉱技術開発に関する研究』委員会の一部門として平成3年度より予備的な活動が開始していたが、平成4年度からは独立した研究体制で採鉱設計支援システムの開発に臨んだ。平成3年度は、どのような採鉱法があるかの調査を行った。さらに通常行われる採鉱法の選定手順を簡略にまとめた上で、エキスパートシステムのプロトタイプを製作した。平成4年度には『採鉱法の選定とそれに係わる調査』について検討し、さらに『岩盤の評価』についても検討を開始した。また、既存の鉱山のデータを収集し、初年度に作成したキスパートシステムを試用し、その結果を考慮して改良を加えた。平成5年度は、まず岩盤の評価についての議論を進め、独自の評価・分類方法を提案した。また、既存の鉱山のデータを収集し、前年度改良を加えたエキスパートシステムを試用した。さらに、今後のデータベース、知識ベースはマルチメディア化される可能性が高いと考え、本研究に取り入れることの可否を検討した。最後に、次年度の研究の準備として、採鉱法設計支援システムの詳細な設計に必要な項目について検討した。報告書の第1章では、採鉱設計支援システムの意義と本年度の研究について述べた。第2章では、今後の採鉱設計支援システムの作成方針に関する概念と展望について述べた。第3章では、岩盤の評価法を含めた採鉱法選定プログラムに関してやや具体的に述べた。第4章では、従来のエキスパートシステムに岩盤評価をとりいれるとともに、アンケート調査の分析結果を踏まえて必要な改良を施した採鉱法の1次選定プログラムについて述べた。第5章では、今後のエキスパートシステムの構築に重要なかかわりを持つ知識ベースに関して述べた。第6章は、まとめとし、本年度の研究結果、得られたことを簡略にまとめておいた。

no abstracts in English

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