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AN-1号孔における水理試験

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井上 勝好*; 井原 哲夫*

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本調査は、AN-1号孔における間隙水圧分布および花崗岩の透水係数を求めることを目的として実施した。間隙水圧測定で得られた各区間の平衡水位はGL-20.5$$sim$$21.0m付近にあり、AN-1号孔の水圧分布は、ほぼ静水圧分布の状態であることが明らかとなった。ただし、今回の透水試験結果で、透水係数が6$$times$$10-10cm/sec以下であった区間の平衡水位はGL-23.50m付近にあり、他の区間と比べて2.5$$sim$$3m程度低い値であった。この区間は割れ目の少ない区間であり、他の区間との水圧的なつながりが小さいことが、平衡水位を低くしている要因であると考えられた。今回得られた透水係数は、割れ目の多い区間で3$$times$$10-6$$sim$$2$$times$$10-7cm/sec、割れ目の少ない区間で8$$times$$10-9cm/sec以下であった。この結果は、試験区間の状況の違いによるものといえるが、割れ目の多い区間の透水係数については、各区間の状況を勘案するとやや小さめであると考えられた。また、過去の試験から得られた透水係数と比較しても、今回の結果は全体的にやや小さい値であった。

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