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インシチュ・リーチング採鉱技術開発

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山内 睦文*

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(社)資源・素材学会は,動力炉・核燃料開発事業団より,インシチュリーチング採鉱技術開発の研究を委託され,そのため委員会を発足させた。本委員会の研究目的は、インシチュリーチング採鉱法の現状と将来展望をまとめたものである。当初5ヶ年の計画であったが,諸般の事情から平成9年度のみの研究となった。単年度の研究であるため,意を尽くせぬ点も多々あるが,委員各位の努力と事業団からも多大な協力を得られたことにより,まとまりのある研究成果が得られたものと考えている。第1章では,近年堆積型のロールフロント鉱床がインシチュリーチング採鉱法(以下ISL採鉱法と記す)に適していることが判明し、今では世界のウラン生産量の1割をこの技術で生産していることを述べた。又将来的にも有望視されているカザフスタン等の中央アジア地域を視野に入れて調査研究を実施したことを述べている。第2章では,ISL採鉱法の歴史と現状について述べ,次に在来型採鉱法では高品位不整合型鉱床を対象とし,ISL採鉱法では低品位ウラン鉱床を対象とするように分極化して来たことを述べている。更にISL採鉱法の適用条件,開発方法について述べている。又,ISL採鉱法と在来法との比較を米国に於ける実例について説明した。第3章では,ISL採鉱法の課題として,実収率の問題があること,および閉山後の修復工事の必要性について述べた。第4では,ISL採鉱法を採用しているウラン鉱床の実例について記述した。即ちISL採鉱法に適した鉱床が,堆積型のロールフロント型鉱床であり、実例として,カザフスタンでISL採鉱法を適用している鉱床ついて詳しい記述をしている。第5章では,まず坑井の掘削法について述べた。ここでは,スピンドル型,ロータリー型およびダウンザホール型という3種の採掘機械につて,夫々の特徴について述べると共に,適用深度の検討についても記述した。次に坑井の仕上げについては,岩盤の状況に応じたケーシングの使用法やケーシングの材質の選定等について述べた。第5章では,まず坑井の掘削法につい

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