検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

深部岩盤における初期応力測定用プローブの設計

None

菊地 慎二*

not registered

核燃料サイクル開発機構では、超深地層研究所計画の一環として、地表から深度1000mまでの初期応力状態を把握することとしている。本業務は応力測定法のうち、最も信頼性の高いとされる応力解放法を用いて、深度1000mまで測定可能な3次元初期応力測定用のプローブを開発することを目的として、まずそのプローブの設計を実施するものである。プローブは、ひずみ測定を行うSIセルとその上部で測定されたデータを記録・保存するアッパーセルに大別される。SIセルは直径18mm、長さ200mmのエポキシ樹脂製で、パイロット孔内に挿入・接着される。アッパーセルは、直径45mm、長さ863mmで方位計、傾斜計、電子回路および電源が内蔵されている。SIセルがパイロット孔内に挿入され、グリューカプセル下端部が孔底に達するグリューカプセルからエポキシ樹脂が抽出され、セルと壁面を接着し、固定する構造となる。これら一連の作業のうち、エポキシ樹脂によるセルと壁面の水中での接着・固定およびオーバーコアリングでのひずみ変化測定の模型による室内実験が行われ、いずれの機能も確認された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.