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深部地質環境の調査・解析技術の体系化に関する研究(平成14年度)

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椹木 義一*

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(1)第二次取りまとめに基づく地質環境の調査・解析技術の実用化に向けた課題に関する研究 地質環境の調査・解析技術の実用化に向けた課題に関する研究を、処分技術、性能評価、地質環境の各観点から実施した。処分技術の観点からは、1.微小破壊音(AE)計測による掘削影響領域(EDZ)の評価技術の研究、2.低透水性岩盤に対するフラクチャージーリング技術の研究の各課題について次の成果を得た。1.では、高剛性三軸圧縮試験と、その個別要素法による数値解析を行い、岩石の破壊現象とAE信号との関係を検討した。AE計測結果を応力変化と関連付けて掘削の各段階での掘削影響領域の発生・進展挙動を高い精度で評価できる見通しを得た。2.ではグラウトの動的注入メカニズムの解明および最適注入条件について理論面から主として検討した。注入材料の粘性、注入圧力の振幅、周波数が及ぼす亀裂内部における振動圧、注入流量への影響を明らかにした。またグラウト充填メカニズムを説明する数値解析手法を構築し、これを用いて現場実験のシミュレーションを行い実測値と良好な対応を確認した。このことからグラウトの充填メカニズムを明らかにすることが出来た。

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