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高速増殖炉用燃料被覆管の冷間加工度測定法の開発(第2報)

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三浦 信; 佐藤 政一*; 五十嵐 幸*; 上村 英昭*

Miura, Makoto; not registered; not registered; not registered

第1報に引き続いて、SUS316オーステナイト系ステンレス鋼の冷間加工度を磁気測定によって非破壊的に評価する方法の開発を行なった。前報では板状、管状資料とも10%以上の冷間加工度で、加工度と残留磁気量が片対数線上で直接関係を示すこと、0%(焼鈍材)の残留磁気量はこの直線の外挿よりも若干高いことを報告した。今回は冷間加工度を正確にコントロールできる板状試料により、残留磁気量測定値に対する試料採取の方向性、着磁の方向性、残留磁気測定の方向の影響を調べた。冷間加工度は前回は10%間隔であったが、今回は、5%、15%を加えて0%$$sim$$50%の8種類を用意した。この試料について引張試験、硬さ測定、金相試験、X線回析、X線微小分析も行った。試験の結果前回被覆管について得られた直線関係が冷間加工度を正確にコントロールできる板材についても得られた。ただし、冷間加工度を正確にコントロールできる板材についても得られた。ただし、冷間加工度10%及び15%の残留磁気は、いずれもこの直線より低い値を示した。着磁万向と残留磁気測定方向は同じ方がデータのバラツキは少なかった。化学研摩により表面層の残留磁気に対する影響を調べたが、試料表面付近で特に大きな値にはなっていなかった。

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