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陰イオン交換分離-グラファイトチューブ・フレームレス原子吸光法によるウラン化合物中のバナジウムの定量

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中村 久*; 栢 明; 岡本 文敏; 鈴木 猛*; 大内 義房

not registered; Kaya, Akira; not registered; not registered; Ouchi, Yoshifusa

グラファイトチーブ原子化装置を用いた原子吸光法により,高純度ウラン化合物中の微量バナジウムの分析を試みた。装置その他へのウラン汚染を避けるため,あらかじめウランを分離する必要がある。ウラン試料に過塩素酸を加えて加熱し完全に溶解後乾固する。塩酸を加えて残さを溶解し,約100$$^{circ}C$$で蒸発乾固する。塩素(1+1)で残さを溶解し,塩素型の強性陰イオン交換樹指カラムに流し入れる。バナジウムを含む流出液を乾固後,塩酸(1+24)5.0mlでバナジウムを溶解し,フレームレス原子吸光光度計でバナジウムを測定する。本法によれば,ウラン1gを使用したとき,ウランベースで0.4ppmの定量が可能であり,16ngのバナジウムのくり返し測定精度は相対標準偏差で2.3%であった。共存元素の影響はチタン20$$mu$$g以上を除いて,ほとんど認められなかった。

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