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NaI/CsI検出器による肺モニタの校正 人体等価ファントムによる校正と、Pu同位体組成比、胸部軟組織厚さ、および241Amの影響

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加藤 仁三*; 小泉 勝三; 高塩 一教*; 石黒 秀治*

not registered; Koizumi, Katsuzo; not registered; not registered

肺に吸入摂取したPuおよびSUP241/Amを体外から計測するため,NaI/CaI二重結晶を検出器に持つ肺モニタを校正した。校正用線源にはSUP241/Amを分離したPuとSUP241/Am線源を用い,ファントムには"ランド"を使用した。ファントム実験から得た結果をヒトに適用する際に問題となるPu同位体組成比,胸部軟組織厚さ,およびSUP241/Amの影響について検討した。Puの同位体組成比に対する補正方法としてX/アルファー比を用いる方法を提案した。実用的に使用されているPuについてX/アルファー比を計算した結果,SUP239/Puが97%のものと48%のものではX/アルファー比は約2倍異なる。胸部軟組織厚さは,断層超音波装置を用いて成人男子60名について実測した。Puの17KeVエネルギー領域のLX線を用いて解析する場合,胸部軟組織厚さの影響は大きい。極端にやせたヒトと極端に太ったヒトとでは肺中に同じ放射能のPuがあっても,肺モニタの計数率は約4倍変化する。SUP241/Amが存在する時には,まずSUP241/Amを60KeVから定量し,別に求めたPu/SUP241/Am比を用いて間接的にPuを定量する方法が現実的である。ヒトを測定した時の実際の検出限界を検討した結果,原子炉級のPu(SUP239/Puが78%)について,50分計測で7nCiの値を得た。SUP241/Amの60KeVに対する検出限界は,50分計測で0.3/SUB3/nCiの値を得た。

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