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高放射性廃液固化研究報告(XI)ポット式ガラス溶融試験 1978年7月$$sim$$1979年4月

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角田 直己; 財津 知久*; 大場 正昭*; 永木 裕; 坂田 弘美*; 今井 孝一*; 佐々木 憲明

Tsunoda, Naomi; not registered; not registered; Nagaki, Hiroshi; not registered; not registered; Sasaki, Noriaki

高放射性廃液の脱硝濃縮液にガラスフリットの微粉を添加した後,金属製ポットメルター内でスラリー状態から直接ガラス溶融する方式について試験・評価を行った。まず基礎試験として,ルツボを用いて,スラリーがガラス化する速度を温度,容器内径およびスラリー中酸化物含有量の関係として数式化した。またスラリーがガラス化するまでに要する熱量を測定した。次いで,ポット内にスラリーを連続的に供給しながらガラス化させるライジングレベル法を試験した結果,特に微粉の飛び出しによるオフガス配管の閉塞およびポット内圧上昇が問題であることがわかった。これらの原因を明らかにするため,ポット内部を観察した。ポット内のガラス形成層のレベルは加熱ヒーターの電力変化パターンから推測できた。ライジングレベル式ポット溶融法と比較するため,スラリーのバッチ式ポット溶融実験も試みた。その結果,この方法は操作も簡単であり,オフガスへの微粉の飛び出し量も非常に少ない方法であることがわかった。さらに,CIB法流動床仮焼プロダクトのポット溶融も試みた。オフガス量が多い場合,プロダクト中の微粉が多量にオフガス系に飛び出し管閉塞を生じた。得られたガラスについては,密度,浸出率,熱膨張率,軟化点などの物性を測定した。

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