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個人被曝線量評価における深部線量当量指標の適用

Application of the concept of deep dose equivalent index for personaI dosimetry

中田 啓; 石黒 秀治*; 宮部 賢次郎*; 野村 幸広*

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ICRP26では、決定臓器に注目し,線量当量限定を定めていた従来の管理評価方法に代って,照射をうけた全ての組織のリスクを考慮した実効線量当量という概念を採用している。また,とくに体外被曝に関しては深部線量当量指標を評価することにより,実効線量当量で評価した場合と同等の防護レベルが達成できるとしている。東海事業所においては,個人被曝管理用線量計として昭和57年4月よりLi2B4O7(Cu)蛍光体を用いた新しい自動読取型のTLDバッジの使用を開始した。ガンマ(X)線の評価については,CaSO4(Tm)蛍光体を用いていた従来のTLDバッジでは身体に装着された位置での照射線量を測定し,作業者の被曝線量値としていたが,新しいTLDバッジでは1,000mg/cm2厚フィルター下での吸収線量をLi2B4O7(Cu)蛍光体で測定し,深部線量当量指標として評価している。本書では,いろいろの文献により個人被曝線量評価における深部線量当量指標の適用について調べた結果をまとめるとともに,東海事業所で使用している新しいTLDバッジにおける深部線量当量指標の測定原理および方法について述べる。

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