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高放射性ガラス固化体中の成分分析試験(過酸化ナトリウム溶融-発光分光分析法)

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諏訪 登志雄 ; 後藤 浩仁*; 園部 次男; 他2名*

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(目的)高レベル放射性廃液のガラス固化試験及び処分試験に伴いガラス固化体の成分分析法を確率する。 (方法)ガラス固化体中の成分分析を行うたの前処理法として過酸化ナトリウム(N-2O2)溶融処理後,発光分光分析法による元素分析結果について報告する。 (結果) 1)従来法(炭酸カリウム・ナトリウム溶融法)では,特にMo,Pd,Ceの変動計数(CV)が$$pm$$21$$sim$$$$pm$$52%と変動が大きかったが,Na2O2溶融法ではCV$$pm$$7$$sim$$$$pm$$15%で分析できることが分かった。 2)模擬ガラス固化体でのMo,Pd,Ce,Prの回収率は,従来法で50$$sim$$70%程度であったがNa2O2溶融法では80$$sim$$95%と高回収率が得られた。 3)Ru分析は,Na2O2溶融後,水溶解法で回収率60%,CV$$pm$$15%で分析できることが分かった。硝酸溶解法に較べ回収率,精度(CV)とも向上することができた。 4)その他元素(Ni,Fe,Zn,Sm,Nd)については,回収率,精度(CV)とも従来法と同等の結果が得られた。 (結論)Na2O2溶解法において,特にMo,Pd,Ce,Pr,Ru等の回収率,分析精度(CV)を向上することができたことで,セル内におけるガラス固化体中の成分分析前処理法として有効であることが分かった。

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