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アスファルト固化体の難燃化に関する試験研究

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落合 健一*; 藤田 秀人; 村山 保美*; 堀川 欽一*; 村永 浩太郎*; 原 民男*

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本研究は、前年度の基礎試験により選定された難燃剤を添加したアスファルト固化体について、発火性・燃焼性の観点から詳細な評価を行い、難燃剤の有効性を確認するとともに難燃化の評価指標を検討することを目的とした。試験は熱分解性・熱安定性を調べる示差走査熱量測定、BAM蓄熱貯蔵試験並びに着火性・燃焼の激しさを調べるBAM着火性試験、赤熱鉄皿試験、HSE時間/圧力試験の5種類の試験を実施した。その結果、固化体組成のうち、塩-アスファルトすなわち酸化剤-可燃剤の組成において、塩の含有量が増えることにより、熱分解性、燃焼性が増大していくことが示された。同時に、難燃剤の添加により、その熱分解性、燃焼性が抑制されることも示された。しかしながら、逆に難燃剤の添加により、より低温域(190$$^{circ}$$C)で分解・発泡することも明らかになった。また、酸素指数による評価のみでは、難燃化の評価指標とするには不十分であり、最低限必要でしかも十分な数種の試験を組合せることにより、総合的な評価を実施することが望ましいと思われた。

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