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高速実験炉「常陽」照射用炉心特殊燃料要素-C型特殊(SPC)燃料要素製造報告

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野上 嘉能; 豊島 光男; 後藤 安志

Nogami, Yoshitaka; not registered; not registered

C型(SPC)特殊燃料要素は、「常陽」燃料仕様をベースに製造コストに大きく影響すると考えられる仕様項目を摘出し、この仕様を緩和した燃料の照射試験に用いるものである。この照射試験は仕様緩和が燃料の健全性に及ぼす影響の程度を把握し、その健全性を実証することを目的としている。燃料は、C型特殊燃料集合体(C5J)に組み込み、高速実験炉「常陽」照射用炉心に装荷し照射する。なお、この照射計画にPNC/DOE燃料材料開発共同計画の一環として、PNCが分担実施する燃料製造仕様緩和のための照射試験を含む。本燃料要素の製造は、核燃料技術開発部プルトニウム燃料開発室 (以下「Pu開発室」と称す。)が、燃料ペレットの製造(一部燃料ペレットは、プルトニウム燃料工場製造第一課(以下「製造第一課」と称す。)の製造した常陽「MK-II」3次、4次取替製造ペレットを転用した。)と整列を行い、燃料要素への充填以降の工程を、製造第一課が実施した。ただし、基準ペレット(POペレット)及び熱遮蔽ペレットは、製造第一課が製造から充填まで実施した。プルトニウム燃料工場検査課(以下「検査課」と称す。)は、品質検査を実施した。なお、これらの実施期間は1988年1月から8月までである。本報告書は、照射後試験(PIE)のベースとするため、製造及び品質検査時の詳細時な記録(サーベランスデータ)を収録している。ただし、製造第一課で実施した燃料要素製造加工条件等については、含まれていない。また、基準ペレット(POペレット)及び熱遮蔽ペレットの整列データは、記載していない。(官庁検査等での抜き取り試験データを記載した。)物性等は、常陽「MK-II」3次、4次取替ドライバー用ペレットと同じペレットを使用しているため、ドライバー燃料製造報告書で参照することができる。

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