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処分場立坑のシーリングシステムに関する検討-立坑周辺の地下水・核種移行解析

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五月女 敦; 原 啓二

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処分場立坑は、廃棄体の定置後、埋戻し材、プラグ、グラウト等によって地層が本来有している性能に影響を及ぼさないようにシーリングしなければならない。本報告書は、プラグ長、プラグ個数、グラウト長等をパラメータとして有限要素法を用いた立坑周辺の地下水流動解析と核種移行解析を実施し、シーリングシステムに関する検討を行ったものである。検討の結果、主に以下のようなことが分かった。1.立坑を理戻し材のみによりシーリングする場合、周辺岩盤の緩み域の特性によっては立坑周辺が核種の移行経路となる可能性があるため、緩み域に対する止水性を確保するためプラグ等を併用する必要がある。2.地下水流動解析の結果、プラグ長による止水性の効果はあまり期待できない。3.立坑内に数個のプラグを設置することにより緩み領域、埋戻し部の地下水流速を低減することができる。4.シーリングシステムとしてプラグ、グラウト、埋戻し材を適切に組み合わせることにより 核種移行の遅延効果、低減効果が期待できる。

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