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低密度ペレット製造条件確率試験(12); 酸化破砕による乾式回収試験(3)

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成田 大祐; 大沼 紀彦*; 大代 操; 関 正之; 山本 純太; 上村 勝一郎

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本試験は、COGEMA社製PuO$$_{2}$$粉を原料とするPu富化度21.5wt%燃料ペレット(もんじゅ内側炉心相当組成)の酸化破砕による乾式回収条件を把握することを目的として実施したものである。実施した試験の結果から、酸化温度400$$sim$$450$$^{circ}C$$3時間等温酸化することにより破砕が生じ、乾式回収が適用できることが確認された。また、酸化による破砕のメカニズムを解明するため、低富化度MOXペレットを用いて実施した試験結果からM$$_{4}$$O$$_{9}$$相までの酸化では、粒界までの酸化に留まり、格子の収縮が起こるものの破砕に至らないが、M$$_{3}$$O$$_{8-Z}$$相まで酸化が進むと粒内まで酸化が進行し、粉化することがわかった。また、350$$^{circ}C$$で酸化したPu富化度21.5wt%燃料ペレット内に点在している粒内クラックを生じた部分をEPMAにより調べたところ、ウランリッチ相であることが確認された。したがって、本試験で実施した条件下でのPu富化度21.5wt%燃料ペレットの酸化による破砕は、固容体に含まれる未固溶相が選択的にM$$_{3}$$O$$_{8-Z}$$相まで酸化されることによって、ペレット全体を破砕させると考えられる。

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