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ASP施設クレーンレールの熱変形解析; アスファルト固化処理施設内クレーンレールの受梁の熱変形に係る弾塑性解析

Thermal deformation analysis of crane-rail in bitumination facility; Elasto-plastic analysis due to thermal deformation of crane-rail beams in bitumination facility

大森 栄一

Omori, Eiichi

アスファルト固化処理施設内のクレーンレール受梁は火災・爆発事故に伴い変形(残留歪)を生じており、爆発後のドラム火災による熱影響と推定している。クレーンレール受梁の残留熱変形解析を行い、現場の変形状態と比較することによって燃焼したアスファルト固化体本数を推定する。本解析作業では、火災想定ドラム本数、火災想定ドラム位置、除熱条件、クレーンレール支持条件をパラメータとした熱過渡解析及び熱弾塑性解析を行った。以下に、解析により得られた知見を示す。(1)熱過渡解析・火災想定ドラムとして同時に2本を想定した熱流束を設定すると、金属温度は約1250度Cに達し鉄の融点(約1300度C)ほぼ等しい温度となる為、2本同時の火災は発生していないと判断する。また、受梁の熱伝達率として5kcal/m2度Cと10kcal/m2度Cの結果を比較すると、最高温度で約8%の差異を生ずるが、熱伝達率を2倍にしても最高温度に与える影響は少ないことが分かった。(2)熱弾塑性解析・北側クレーンレールについては、実測値(上方へ変位)が60mm変形しているのに対して、解析では最小35.6mm、最大186.6mmの解析結果が得られており、残留変形の傾向もほぼ一致する。一方、南側クレーンレールについては、実測値(水平方向へ変位)が約100mm変形しているのに対して76.4mmの解析結果が得られたが、同時に上方へ251.8mm変形する結果となっており実現象を解析では十分模擬出来なかった。

no abstracts in English

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