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廃棄物屋外貯蔵ピット周辺の地質構造のモデル化及び水理解析

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赤堀 邦晃; 内田 雅大; 亘 真吾

not registered; Uchida, Masahiro; Watari, Shingo

動燃事業団東海事業所廃棄物屋外貯蔵ピット周辺における水理場を理解するため、同ピット周辺の地質構造をモデル化し、水理解析を実施した。また、同ピット方向から新川に流入する地下水の流量を試算した。解析モデルを作成するため、同ピット周辺の地質構造を主要な5層(上位より、盛土層、砂丘堆積層、上部礫層、埋没谷堆積層、基盤層、)にモデル化した。解析対象領域は同ピットを含む100m(東西)$$times$$126m(南北)$$times$$58m(深さ:標高-50m$$sim$$+8m)の範囲とした。解析モデルにおいては、対象領域内の主要な地下構造物をモデル化した。水理解析を行う際の境界条件としては、上流側および下流側境界を固定水頭境界条件とし、それ以外の部分は不透水境界条件とした。下流側境界の水頭は新川の標高に固定し、孔内水位の測定結果と矛盾しない範囲で上流側の水頭についてキャリブレーションを行い最終的にTP1.5m(通常時)およびTP3.0m(増水時)とした。解析の結果をまとめると以下のようである。・流れは、基本的に新川に向かっている・流れは、砂丘堆積層および上部礫層で卓越している・盛土層、砂丘堆積層、上部礫層中の流れが全て新川に流入すると仮定し、モデル下流側境界全長の流量を試算した結果、年間:1.02$$times$$104m3/yr(通常時:上流側境界条件TP1.5mの場合)2.13$$times$$104m3/yr(増水時:上流側境界条件TP3.0mの場合)となった。

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