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FBR加工工程グローブボックス等の解体・撤去工事報告書

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榊原 博; 沢山 武夫; 飯村 泉

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プルトニウム燃料第二開発室FBRラインのF-105室は高速実験炉「常陽」の燃料要素加工に使用したグローブボックス等が設置されていたが、当該室をプルトニウム燃料施設で発生する放射性廃棄物の一時保管室として使用することとなり、グローブボックス等の設備の解体撤去を行った。F-105室には「常陽」MK-2合わせて約32m3の内装設備を包蔵したグローブボックス、オープンポートボックスの他、制御盤、ヘリウム循環精製設備等が設置されており、これらを全て解体撤去した。グローブボックス、オープンポートボックスの解体にあたっては、グリーンハウスの設置面積を最小とし、且つ効率的な解体作業が行えるよう、除染及び排気系切り離し後、一箇所にグローブボックス等を集積した後にグリーンハウスを設営し、解体を行った。ペレット配列・充填工程や管口除染工程は、自動化設備のためグローブボックス内に占める設備の体積割合が大きいため、解体前の除染やペイントの汚染固定が十分実施できず、解体中にグリーンハウス内のプルダスト濃度が予想以上に高くなった。このため、ペイントによる汚染固定を実施しながら解体する必要が生じ、作業効率が低下して予定より工期が延びてしまった。一方、上部端栓溶接工程以降の工程のグローブボックスの解体では、グリーンハウス内の汚染は少なく、今後同種のグローブボックスの解体においては、解体作業時の装備をエアラインスーツからタイベックスーツと全面マスクに軽減できる見通しが得られた。工事は、平成10年5月11日に資材搬入、作業エリアの養成から始まり、平成11年3月12日の資材搬出を終了するまで実働日数186日、延べ人数2647人、約10ヶ月を要し工事を完了することができた。

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