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地層処分安全評価における生物圏評価手法の高度化に関する検討(研究概要)

Improvement of biosphere assessment methodology for performance assessment of geological disposal facility

吉田 英爾*; 三木 崇史*; 中居 那浩*

Yoshida, Hideji*; Miki, Takahito*; not registered

本研究では、汚染土壌の削剥を想定した固相をGBIとする生物圏評価モデルの開発、パラメータ選定の方法論の高度化、および第2次とりまとめで使用されたパラメータ設定値とわが国における既往の安全評価での設定値との比較について検討した。固相をGBIとする生物圏評価モデルの開発については、液相をGBIとした従来の生物圏モデルに若干の変更を加えることにより、これを適切に評価できる見通しを得た。パラメータ選定の方法論の高度化については、従来のパラメータ選定プロトコルを、重要であるが理解の程度の低いパラメータの設定に注力できる手法に改良した。また、パラメータの選定手法について、データの分類、パラメータのグループ化、ストッピングルールの適用及び質問票とディシジョンツリーの使用等によって簡略化できることを示した。第2次とりまとめで使用されたパラメータ設定値とわが国における既往の安全評価での設定値との比較については、幾つかのパラメータについてわが国の既往の評価における設定値と差があることを確認した上で、その理由を検討した。その結果、パラメータ値を選定する際にはデータソースと評価の前提条件が重要であることが明らかになった。

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