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「常陽」MK-I炉心燃料(PPJD2P)の照射後試験(1); 集合体及び燃料要素の非破壊試験

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浅賀 健男*; 新谷 聖法*; 松島 英哉*; 小形 佳昭

not registered; not registered; Matsushima, Hideya*; Ogata, Yoshiaki

「常陽」MK―I炉心燃料集合体(PPJD2P)の集合体及び燃料要素の非破壊試験を実施した。本集合体は,「常陽」出力上昇試験から75MW第6サイクルの間,炉内装荷位置2A2で装荷位置3A3の制御棒に隣接し照射され,その平均燃焼度は35,000MWD/MTMである。本集合体の照射後試験の目的は,制御棒の隣接効果を含め本集合体の照射挙動を調べることにある。本試験から得られた主な結果を下記に示す。1.照射挙動、下記に示すような照射挙動が得られた。1)集合体外形形状の異常,ピンの破損等はなく集合体は健全であった。2)集合体は,ハンドリングヘッド部が炉心中心から遠ざかる方向に変位した湾曲挙動を示す。3)ピン寸法測定結果,外周ピンの外側への曲がりがみられた。2.制御棒隣接効果、下記に示すような事実に基づき,制御棒の隣接効果は明確にできなかった。1)集合体の曲がりは,制御棒の隣接に影響されず炉心中心と反対方向であった。2)ラッパ管及びピンによる径方向ガンマスキャンの結果,制御棒隣接面で放射線強度の落ち込みがあったが炉心方向との関係から必ずしも制御棒効果と決めがたい。3)ピン内ガス圧は,制御棒に影響されず集合体燃焼度の増加とともに高くなる傾向にある。

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