検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

「常陽」MK-I炉心燃料(PPJX12)の照射後試験(2); 被覆管の強度試験

None

谷 賢*; 小形 佳昭; 柚原 俊一*

not registered; Ogata, Yoshiaki; not registered

高速実験炉「常陽」MK-1炉心燃料集合体PPJX12の燃料被覆管(最大中性子照射量6.4$$times$$10E22n/cm$$^{2}$$、E$$>$$0.1MeV)を用いて、「常陽」MK-1被覆管の引張試験において見られた特異破断の原因を究明するための試験を行った。試験雰囲気の影響を調べるため、被覆管内面を窒素雰囲気とした引張試験及び急速加熱バースト試験を実施した。主な結果は以下のとおりである。(1)「常陽」MK-1被覆管の500$$^{circ}C$$での引張試験において、燃焼度が約25,000MWD/T以上の場合に見られた特異破断は、試料保管中及び試験中に被覆管内面が空気にさらされたことによることが明らかとなった。被覆管内面を窒素雰囲気に維持すれば、特異破断は生じない。(2)急速加熱バースト試験においても、引張試験の場合と同様、空気雰囲気の影響が認められたが、被覆管内面を窒素雰囲気とすれば、破損温度の低下は見られない。(3)以上の結果から、いわゆるFAE(fueladjacencyeffect:燃料隣接効果)は炉内における燃料ピンの使用条件下では無視できると考えられる。

None

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.