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「常陽」MK-IIC型特殊燃料集合体(PFC020)の照射後試験,1; 集合体及び燃料要素の非破壊試験

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永峯 剛*; 宇留鷲 真一*; 金丸 好行*; 森本 靖之*; 田地 弘勝*

not registered; Uruwashi, Shinichi*; not registered; not registered; not registered

「常陽」MK-2C型特殊燃料集合体「PFC020」の照射後試験を実施した。本集合体は、高速増殖原型炉「もんじゅ」の低燃焼度炉心でもっとも厳しい照射条件(燃料要素最大線出力350W/㎝、被覆管最高温度640$$^{circ}C$$)を満足するように照射された供試体である。照射後試験目的は、燃料要素の健全性及びウエアマーク発生の有無の確認、燃料ピンバンドルの健全性の確認並びに、被覆材(K、S材)の照射挙動の調査である。本試験の結果は下記の通りである。(1)燃料要素は損傷、変形、変色等が認められず健全であり、炉内照射挙動も正常と推定され、燃料製造の妥当性が確認された。(2)被覆管表面に接触跡が観察された。この接触跡はウエア・マークと類似したものであるが、非破壊試験では接触跡の深さが不明であり、ウエアマークと断定することはできない。(3)燃料ピンバンドル状態は、ピン配列の乱れ、脱落等は認められず、「もんじゅ」型ピン支持構造を含め、ピンバンドルとしての健全性が確認された。(4)被覆材の照射挙動は、K材S材共に外径寸法変化は認められず、スエリングは生じていないと推定される。

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