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高速原型炉構造材料及び溶接継手の照射後試験; 第5報 熱履歴材及び照射材のクリープ破断試験(78M-1P,2P)

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久木田 真平; 川上 幸男 ; 大滝 清*; 伊藤 正彦*; 樫原 英千世*

Kukita, Shimpei; not registered; not registered; not registered; not registered

高速原型炉構造材料の候補材であったSUS304鋼圧延板材(板厚40㎜)と圧延改善を目的として開発された308Nb系(神戸製鋼製)及び308V系(新日鉄製)の溶接棒材料を用いて被覆アージ溶接(SMAW)及びサブマージアーク溶接(SAW)により製作した供試材(溶接金属、溶接継手)をJMTR(78M-1P、2P)で照射した。照射温度及び照射量はそれぞれ78M-1Pの場合480$$sim$$540$$^{circ}C$$、1.9$$sim$$2.7$$times$$10E20n/†(E$$>$$0.1MeV);78M-2Pの場合525$$sim$$560$$^{circ}C$$、6.7$$sim$$9.5$$times$$10E20n/†(E$$>$$0.1MeV)であった。これらの照射試験片について550$$^{circ}C$$でクリープ破断試験を実施した。また照射中の熱履歴がクリープ特性に及ぼす影響を調べるため78M-1P相当として555$$^{circ}C$$$$times$$410hr、78M-2P相当として560$$^{circ}C$$$$times$$2150hrの熱履歴を供した試験片でクリープ破断試験も併せて実施した。本試験の結果以下のことが明らかになった。1.SUS304鋼母材について(1)クリープ破断強度は熱履歴材及び照射材とも受入材に比べて低下する。(2)熱履歴材及び照射材の受入材との寿命比は、それぞれ1Pの場合0.428$$sim$$0.673、0.137$$sim$$0.195で2Pの場合0.299$$sim$$0.392、0.094$$sim$$0.121で照射材の方がクリープ破断強度は低い。(3)クリープ破断伸びは照射より低下し、1Pの場合13%程度、2Pの場合10%程度まで低下した。2.溶接金属(308Nb系のSMAW及びSAWの2鋼種)について(1)クリープ破断強度は555$$^{circ}C$$$$times$$410hrの熱履歴材及び560$$^{circ}C$$$$times$$2150hrの熱履歴材とも受入材と同等であった。(2)照射によるクリープ破断強度の低下量は母材に比べて小さくSMAWではほとんど見られない。(3)照射によるクリープ破断伸びは2鋼種とも低下傾向を示した。3.溶接継手(308Nb系及び308

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