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「常陽」MK-2炉心C型特殊燃料集合体PFC020の照射後試験 燃料被覆管の透過型電子顕微鏡観察

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芳中 一行 

Yoshinaka, Kazuyuki

C型特殊燃料集合体PFC020「常陽」MK-2炉心(炉心内位置3A2)において第3サイクル$$sim$$第11サイクルまで照射(集合体平均燃焼度54.100MWD/T)された。この燃料ピン用いられた55年試作材の「もんじゅ」実機相当燃料被覆管(改良SUS316網、科学成分の異なる2網種:55MK材、55MS材)について、微量元素が及ぼすスエリング等へ影響を調べることを目的とした。照射後試験が計画されている。これらの試験の一環として、照射による微量元素が及ぼす微細組織の変化について、エネルギー分散型X線分析装置を備えた200KV透過型電子顕微鏡を用いて観察を実施した結果、以下のことが明らかになった。尚、55年試作材の微細組織の観察は、本報がはじめてのものである。(1)ボイドは7.7$$times$$1022N/CM2(E$$>$$0.1MEV)以上照射された試料に観察された。55MK材に比べ55MSに多くのボイドが観察された。また、HEバルブについても、55MKに多く観察された。これは、微量添加元素(TI、ND)量の違いによりHEのトラップサイトとなるMC相の量に違いを生じたためと考えられる。

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