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「常陽」MK-2B型特殊燃料集合体(PFB020)の照射後試験 燃料要素の破壊試験

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吉川 勝則*

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「常陽」MK-2B型特殊燃料集合体PFBO20(集合体平均燃焼度約48.300MWD/T)は、「もんじゅ」初装荷(低燃焼度炉心、平均燃焼度:約55.000MWD/T、ペレット最高燃焼度:約8.6000MWD/T)の燃料ピン照射挙動を把握するため照射後試験に供されたものである。照射燃料試験室(AGS)では、3本の燃料ピンを対象に、被覆管硬さ、被覆管密度及び燃焼率測定試験を実施した。結果を以下に纏めて示す。(1)被覆管の硬さは、照射範囲で最大約12%の硬化が認められた。また、MK-1とMK-2の照射温度依存性を比較すると、MK-1シリーズは、照射温度が約525$$^{circ}C$$で加工硬化の回復が見られるのに対して、MK-2においては、照射温度が約580$$^{circ}C$$前後においても加工硬化の回復点が見られなかった。(2)被覆管の密度に有意な変化は認められず、スウェリングの発生は認められなかった。(3)燃焼率は、A101ピン6.42ATOM%、A106ピン6.19ATOM%であり、これら実測は、計算値より4%$$sim$$5%低かった。

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