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Isotope Effect in Molecular Rotation of Hydrogen Chloride in Condensed Phase

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矢戸 弓雄

Yato, Yumio

(1)液体及び固体状態のHCl及びDClの赤外吸収スペクトルの測定を行い、同位体分子の重心位置の違いに伴う回転運動の違いを調べた。(2)得られたスペクトルをGordon方法によってモーメント解析した結果、凝縮相における塩化水素分子の回転運動は周囲の分子によって強く束縛されていること、また重心位置で測定すると、DClに作用する平均自乗トルクはHClに作用するトルクよりも約10%小さいことが分かった。(3)相平衡における同位体効果の解析を併せ行うことによって、同位体分子に作用する平均自乗偶力の違いは回転-並進相互作用によるものであることを示した。(4)また、対応状態側から分子の回転運動に伴う平均振幅についての議論を行った。

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パーセンタイル:0.01

分野:Nuclear Science & Technology

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