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放射性廃棄物処分における緩衝材のイライト化変質シミュレーション

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石川 博久; 柴田 雅博 ; 藤田 朝雄 

Ishikawa, Hirohisa; not registered; Fujita, Tomoo

ベントナイトのイライト化変質について、処分場の温度の経時変化を考慮した解析を行った。従来の評価では、保守的な評価として、一定の温度が継続するとして、100$$^{circ}C$$一定の条件でイライト化率の評価を行っていたが、さらに現実的な評価として、廃棄体の埋設密度をパラメータとして、緩衝材の温度の経時変化を計算し、その経時変化に基づきイライト化率の経時変化を算出した。その結果、従来より埋設密度を高くして処分した場合でも、初期の比較的高温(100$$sim$$140$$^{circ}C$$)の期間は、ややイライト化速度が高くなるものの、その後は、温度の低下とともにイライト化速度は低下し、長期的に見ると温度一定に比べてイライト化率は小さくなると評価された。他の変質要因についても研究を進め併せて考えていくことにより、さらに経済的な処分システムを構築していくことが考えられる。

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