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Influence of Chemical and Radiolytic Degradation of Bitumen on Its Performance for Disposal

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加川 昭夫 ; 河村 和廣; 福本 雅弘 

Kagawa, Akio; Kawamura, Kazuhiro; not registered

アスファルトの劣化として考えられる放射性劣化と化学的劣化試験を行ない、アスファルトの劣化現象及び可溶性有機成分の評価を行なった。放射線劣化には、水にアスファルトを浸漬させ1MGyと10MGyの60Co-$$gamma$$線照射を行なった。その結果、10MGyの場合でもTOC(全有機炭素量)は15mg-C/dm3となり、小さな値となった。化学的劣化は、水等にアスファルトを浸漬させた容器を363Kの恒温槽内に静置し、試験雰囲気を大気条件と低酸素還元条件の2通りとした。その結果、大気条件の浸出液中のTOCは浸出期間に伴って増加の傾向を示したのに対して、低酸素還元条件での浸出液中のTOCは増加せず、平衡状態となった。今回の試験結果から、アスファルトの劣化現象は酸化分解が大きく起因しており、地下の処分環境は低酸素還元条件であることから、アスファルトの劣化は小さく、また、放射線劣化による影響も小さいことが分かった。

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