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Ab initio Quantum Chemical Study on Charge Distribution and Molecular Structure of Uranyl (VI) Species with Raman Frequency

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駒 義和  ; 小田 好博 ; 青嶋 厚 

not registered; Oda, Yoshihiro; not registered

ウラニル水酸化物及び水和物の錯体構造及び電荷分布の寄与を解明するために第一原理分子軌道計算を行った。ラマン散乱周波数や構造解析の実験結果と比較し、錯体構造や電荷分布とラマン散乱周波数の関係を調べた。その結果、ウラニルの単量体では高周波数側に見積もられ水分子が5あるいは6配位した構造が最も実験結果と近い波数となった。一方で水酸化物イオンが配位すると計算は低周波数側に見積もられることが示された。更にウラニルの二量体モデルを作成し計算を行った結果、水酸化物イオンでウランが架橋された構造が水分子で架橋するよりも安定で実験結果に近い構造、及びラマン散乱周波数を示すことが分かった。錯体構造及び電荷分布を比較すると、結合長の変化よりも、電荷分布の変化が大きく、配位子からの電荷の移動がラマン散乱周波数に最も大きな影響を与えていることが分かった。

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パーセンタイル:89.68

分野:Nuclear Science & Technology

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