検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Applicability of the concept of Fractal to Fracture Network Model in Rock Mass

None

澤田 淳 ; 大津 宏康*; 西山 哲*; 井尻 裕二*

not registered; Otsu, Hiroyasu*; Nishiyama, Satoshi*; Ijiri, Yuji*

本研究では、土木分野で広く集められている亀裂データのうち、主に亀裂の長さに着目してデータを解析した。その結果、亀裂のトレース長はべき乗則にしたがい、地域や岩種によらずほぼ一定の範囲に分布することが分かった。従来亀裂の長さのデータは調査対象地域に存在する露頭や坑道のスケールに依存してきたが、本成果を活用することでこれらのデータの入手が困難な調査初期段階においてもある程度亀裂の長さの分布を予測可能になると期待される。本研究で得られた亀裂トレース長のべき乗則にはある範囲の不確実性を伴っており、その幅は亀裂数にして一桁の違いがある。この違いが亀裂ネットワークモデルに与える影響は大きいと考えられ、このべき乗分布特性をパラメータに構築した亀裂ネットワークモデルに与える影響を検討した。その結果、亀裂密度を増減させた場合には、モデル全体の透水量には影響を与えるものの物質移行特性には大きな影響を与えないこ

None

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.