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In-Vessel Thermohydraulics Evaluation of a UTOP Accident and DN Precursor Concentration

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村松 壽晴

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典型的なループ型高速増殖炉プラントを例に、過出力時スクラム失敗(UTOP)事故時の上部プレナム内熱流動特性と燃料ピン破損時の遅発中性子(DN)先行核濃度の上部プレナム内輸送特性を多次元熱流動解析コードAQUAを用いて解析した。UTOP事故の解析では、原子炉出口温度がトリップレベルに到達するまでの遅れ時間を、また、DN先行核濃度輸送解析では、遅発中性子検出計位置に到達するDN強度の炉心内破損位置依存性が評価された。主な結論は、以下の通りである。(1)2.56 /sの反応度投入を仮定したUTOP事故の解析では、燃料破損が発生する以前に原子炉出口温度がトリップレベルに到達し、原子炉スクラムにより事故は終息する。(2)DN先行核濃度の輸送解析から、検出計位置に到達するDN強度は、炉心内破損位置と上部プレナム内に発生する流動状況の二つに大きく依存することが確認された。

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