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Present Status of "TRITAC" Code Development and Its Application to Fast Reactor Colculations

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山本 敏久

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TRITACコードは、事業団と大阪大学 の共同により開発した3次元輸送計算コードである。これまで、主にJUPITER実験解析の主力コードとして使用してきたが、一部のナトリウムボイド反応度解析等で収束性が悪かったこの原因を追究した結果、TRITACで使用している拡散合成法の補正ソース項に正負の値が混在する場合に、このような不安定がみられることがわかった。そこで、補正ソース項を正と負の部分に分離し、各々の項を独立に拡散合成法へ適用する新方式「plus and minus term separa tion 法」を導入した結果、これまで安定解が得られなかった計算ケースについても安定な収束が得られるようになった。また、3次元輸送ベンチマーク解析の結果、TRITACは、短い計算時間でモンテカルロ法並みの精度の解を得られることがわかり、将来の標準的な炉心設計コードとして活用できる。

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