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Density wave oscillation beyond dryout under forced circulation

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望月 弘保

Mochizuki, Hiroyasu

本論文は、ATRの流動体系において、強制循環時の密度波振動発生限界と自然循環時のフローパターン遷移型流動振動について研究した結果を述べている。大型熱ループ(HEL)を用いた従来の強制循環の実験結果をTARECS-2コードで解析すことによって、流動が大きい場合には、ドライアウト特性曲線の上側にこれまで未確認の流動振動域があることを予測していた。そこでATR安全性試験装置を用いた高流動・高出力の試験を実施して、予測された振動が存在することを確認し、その挙動を解析した。また、低出力自然循環時に「ふげん」とHTLで発生し、BWRや出口間に傾斜を有する装置では生じない流動振動が、フローパターン遷移型の流動振動であることを水/空気試験で照明し、その振動は、炉心出口管の水平部を最低2度に傾斜させれば防止されることを見出した。

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