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高速実験炉「常陽」における炉心支持板流力変位の反応度効果

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吉田 昌宏 ; 鈴木 俊宏; 鈴木 惣十; 菅谷 和司*

not registered; not registered; Suzuki, Soju; Sugaya, Kazushi*

高速実験炉「常陽」では、炉心へ流入する1次冷却材ナトリウムの流量変化に伴う反応度変化が観測されている。このメカニズムの検討の一環として、有限要素法により炉心支持構造の変形を解析してそれに起因する反応度を求めて測定で得られている反応度と比較した。冷却材流量を0から100%に変化させると炉心支持板は全体的に0.3から0.4mm上方に変位し、炉容器上部の回転プラグに支持されている制御棒は相対的にこの量だけ炉心に挿入される。この時に投入される反応度は約0.01%$$Delta$$K/KK'で、これは「常陽」の流量変化時に実際に観測される反応度の20$$sim$$50%である。本研究の結果、「常陽」の炉心支持板変位にはリブが設けられているため流体圧力による変位量が小さいこと、またその結果として投入される反応度の流入反応度係数に占める割合も小さいことが明らかとなった。

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