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ナトリウム型ベントナイトのカルシウム型化に伴う物質移行特性の変化; トリチウムの実効拡散係数の取得

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三原 守弘  ; 伊藤 勝; 加藤 博康*; 上田 真三*

Mihara, Morihiro; Ito, Masaru; Kato, Hiroyasu*; Ueta, Shinzo*

放射性廃棄物の地層処分システムにナトリウム型ベントナイトとセメント系の材料(以下「コンクリート」という。)を使用した場合、ナトリウム型ベントナイトはカルシウム型化することが予想される。よって、処分システムの性能評価において、このようなカルシウム型化されたベントナイト中での核種の移行特性を評価することが重要となる。本報告書は人工的にナトリウム型ベントナイトをカルシウム型化させトリチウム(トリチウム水)を用いて実効拡散係数を取得し、カルシウム型化に伴う変化を調べた結果をまとめたものである。結果は以下のとおりである。(1)カルシウム型ベントナイトの調整ナトリウム型ベントナイトを用いて、塩化カルシウムにてカルシウム型ベントナイトを調整した。調整したベントナイト(以下「カルシウム型ベントナイト」という。)の浸出陽イオン量の88%は、カルシウムイオンであることを確認した。(2)カルシウム型ベントナイトのトリチウムの実効拡散係数 乾燥密度をパラメータとして以下のトリチウムの実効拡散係数を取得した。乾燥密度・実効拡散係数1.2g/cm$$^{3}$$ 3.80$$times$$10$$^{-10}$$/m$$^{2}$$/s 1.5g/cm$$^{3}$$ 1.50$$times$$10$$^{-10}$$/m$$^{2}$$/s 1.8g/cm$$^{3}$$ 6.52$$times$$10$$^{-11}$$/m$$^{2}$$/sこれらの値と既に報告されているナトリウム型ベントナイト中でのトリチウムの実効拡散係数はほぼ同程度であった

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