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The Structure of lead-indium phosphate and lead scandium phosphate glasses

鉛-インジウム・リン酸塩及び鉛-スカンジウム・リン酸塩ガラスの構造解析

鈴谷 賢太郎; Loong, C.-K.*; Price, D. L.*; Sales, B. C.*; Boatner, L. A.*

Suzuya, Kentaro; Loong, C.-K.*; Price, D. L.*; Sales, B. C.*; Boatner, L. A.*

鉛-インジウム及び鉛-スカンジウムのリン酸塩ガラスは、高い光透過率と反射率を示し、低い融点を持つことから、光機能材料として有望である。特に、インジウム及びスカンジウムの添加の物性に与える影響が大きいと言われており、その金属まわりの環境構造がどうなっているのか興味が持たれている。そこで、本研究では、これらのリン酸塩ガラスの構造をパルス中性子回析を用いて詳細に調べた。その結果、インジウム-酸素及びスカンジウム-酸素の距離はどちらも2.1Åであり、いずれも6配位でInO$$_{6}$$やScO$$_{6}$$の八面体を形成していることが明らかになった。この比較的小さな八面体は、Al$$^{3+}$$などの3価の金属でみられ、ガラスネットワーク(この場合は、PO$$_{4}$$ネットワーク)を引き締め、ガラス構造を安定化させることが知られており、このInとScも同様の役割を担っているものと考えられた。

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パーセンタイル:70.41

分野:Materials Science, Ceramics

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