海水中有用金属捕集の現状と将来展望

Present state and future view of significant metals-recovery from seawater

海水中には膨大な量のウランが存在するため、その効率的な捕集技術の開発に期待が寄せられている。海水中の3ppbのウランに対して捕集性能に優れ、厳しい海象条件にも強度を維持できる材料を放射線グラフト重合法の応用により開発した。ウランの捕集量は海水との接触日数が60日間の場合、捕集材乾燥重量1kgあたり1.6gであった。海水からのアラン捕集の実用化の可能性を検討するため、実海域捕集材試験装置を平成11年青森県むつ関根浜沖合に設置した。この試験装置を用いて、平成12,13年に試験を行い、実海域捕集システムの特性データを取得して本システムの課題を抽出し、実用化の可能性について検討する予定である。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	Isotope News
巻	:
号	:
ページ数	:	p.2 - 6
発行年月	:	2000/04
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	海水; ウラン; 捕集; 放射線グラフト重合; 実用化; 実海域; 試験装置; むつ関根浜沖合

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論文URL	:	http://ci.nii.ac.jp/naid/10004563274
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登録番号 : A19990517
抄録集掲載番号 : 280313
論文投稿番号 : 17310

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