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日本海における海洋環境評価システムの構築

The Development of assessment system for marine environment in the Japan Sea

川村 英之; 小林 卓也; 広瀬 直毅*; 伊藤 集通; 外川 織彦

Kawamura, Hideyuki; Kobayashi, Takuya; Hirose, Naoki*; Ito, Toshimichi; Togawa, Orihiko

日本原子力研究開発機構では、日本海を対象海域として沿岸の原子力関連施設や船舶事故等により海洋中に放出された環境負荷物質の移行を計算する海洋環境評価システムの開発を行っている。このシステムは、海水循環モデル・物質移行モデル・被ばく線量評価モデルの三つのモデルから構成されている。海洋中の環境負荷物質の移行を精度よく再現・予報するには、近辺海域の海況場を現実的に計算する必要があるが、そのための一つの手段としてデータ同化が考えられる。本研究は、データ同化手法の一つである近似カルマンフィルターを海水循環モデルに適用して、1997年1月に起こったロシア船「ナホトカ号」の事故による流出重油の再現実験を行い、システムの有効性や問題点を検証することを目的としている。事故は1997年1月2日に島根県隠岐諸島の北東沖で起こり、タンカーから流出した重油は数週間中に兵庫県・京都府・福井県・石川県沖に広がったが、一部は能登半島を越えて新潟県の沿岸にまで漂着した。これらの海域には日本沿岸を流れる対馬暖流が卓越しており、流出重油の移行を再現するには対馬暖流を現実的に再現することが最も重要と考えられる。数値実験の結果、データ同化を適用して計算した海流場を用いることにより、流出重油の分布をより現実的に再現することが可能であることが確認された。

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