検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

JT-60Uにおける$$^{13}$$CH$$_{4}$$ガスパフを用いた炭素不純物の輸送に関する研究

Study of carbon impurity transport in JT-60U Using $$^{13}$$CH$$_{4}$$ gas puffing

石本 祐樹; 後藤 純孝*; 新井 貴; 正木 圭; 宮 直之; 都筑 和泰; 朝倉 伸幸; 田辺 哲朗*

Ishimoto, Yuki; Goto, Yoshitaka*; Arai, Takashi; Masaki, Kei; Miya, Naoyuki; Tsuzuki, Kazuhiro; Asakura, Nobuyuki; Tanabe, Tetsuo*

外側ダイバータで発生する炭素不純物の輸送経路と堆積場所を明らかにするため、JT-60Uにおいて$$^{13}$$CH$$_{4}$$ガスを外側ダイバータプラズマへ入射する実験を行った。実験後の第一壁上の炭素同位体比を2次イオン質量分析装置を用いて計測した結果、局所ガスパフポート付近の外側ダイバータタイルに形成された堆積層では、炭素原子の約90%が$$^{13}$$Cであることがわかった。局所ガスパフポートと同一断面の$$^{13}$$Cポロイダル分布と内側ダイバータ部のストライクポイントの頻度分布を比較したところ、$$^{13}$$Cのピークがわずかに排気スロット側に観測された。第一壁上は、分析タイル中最も$$^{13}$$Cが少なかった。さらに、可動静電プローブの計測から、プライベート領域に外側から内側ダイバータへのプラズマの流れがあることがわかっている。これらのことから、今回の実験条件においては、SOLだけではなく、プライベート領域の流れも$$^{13}$$Cの輸送に大きな影響を与えていると考えられる。また、外側ダイバータにおいて磁力線の下流に多く$$^{13}$$Cが堆積し、上流には少ないというトロイダル分布から、$$^{13}$$Cは磁力線に沿って堆積と損耗を繰り返して輸送していることが示唆される。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.