検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

核融合プラント実現への道

Path toward commercial fusion power plants

岡野 邦彦*; 菊池 満; 飛田 健次; 日渡 良爾*

Okano, Kunihiko*; Kikuchi, Mitsuru; Tobita, Kenji; Hiwatari, Ryoji*

核融合の実用化のためには、発電原価だけでなくプラントとしてのさまざまな特性が求められており、総合的見地から他のエネルギー源に対して競合可能なように開発を進める必要がある。発電原価の点では、核融合の将来的な競争相手はCO$$_{2}$$回収付火力と考えられるが、そのコストは現行電源の1.5倍程度になると予測されている。この値は、現在の核融合プラントの概念設計の観点からはコスト目標として実現可能と考えられる。このほか、出力安定度のような運転特性,出力規模,設備利用率等の要請について核融合の開発目標を整理した。また、日本原子力研究開発機構及び電力中央研究所で検討中のそれぞれの原型炉概念を解説した。これらの原型炉では、その運転中に初代実用炉に求められる性能を実証する必要があり、そのための基本的な考え方を整理した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.